2023年11月3~5日 柏島ツアーレポート

はい、こんにちは!
ドォーモ、ドォーモ、松尾です!

行ってきました!どこへ?
約2年ぶりの高知・柏島ー!

崩れかけた天気も回復して、吹きそうな風も吹かなくて全てが好転した。
柏島ツアー2023、長文になってますがぜひご覧くださいー!

11月2日の夜、マレアを出発してまず目指すは別府!
そこで一泊して、翌日の一番早い便のカーフェリーでめざすは愛媛!!

出港は6:30!
東に向かうこの船は絶景の朝日を眺めることができます!
幸いにも高気圧に見舞われた九州全域!
展望台に出ても、まったく寒くなかったです!

日が昇るにつれ、徐々に明るくなってきました!!
みんなで気持ちよくクルージング!

今回のメンバーは左から・・ざっくん、らーちゃん、ゆりっぺ!
そして、引率はウエストシャイン松尾です。略してWS松尾。もっと略してWSM

はい。

さぁ、みかん大国愛媛に到着してそこから車で2時間半の移動!!

12時くらいに現地到着です!
今回もお世話になります、パラディさん!
この可愛いロゴが目印ね!

パラディさんはサービスと一緒に民宿もやってるので凄く便利!
潜った後の休憩を自分が泊まる部屋で休めるのは非常にでかい。

午後便に乗って、さぁ出港!
港はサービスから徒歩1分!初日は貸し切りやぁーい!

どこのポイントも港から遠くて10分足らず。
この近さでダイビングができるのは我々九州ダイバーにとったら非常に羨ましい限りです!!太平洋からのウネリもかわせる地形なので非常に恵まれている。

ポイントに到着したら早速準備してレッツゴー!

テンションが高いゆりっぺと・・・

テンションが高い!?ざっくん!

今回は全員カメラ持ち!
しっかり船長さんから受け取ってね。

ちなみに・・・船は和船タイプなのでバックロールエントリーがおすすめ!

柏島の海に潜ると毎回沢山の種類の魚達に出会えることに驚かされる。
南方系のアイドルから、温帯域の生物層まで幅広く網羅できる。
ここからは今回観察&撮影できた生物達をご紹介していきます!

1本目、まず最初に見たのは

えぇーーーーーーーー!

いきなりアケボノハゼ?(‘Д’)

激レアなやーつ!
ハゼ界のプリンスです!こんな出オチ誰が予測できましたか~

田舎っぺの田川松尾が東京に着いて、すぐ安室ちゃんに会うようなもんばい!
いや~さすがのポテンシャルです。

ちなみに、アケボノハゼよりも一つランクがさがったハゼがこちら。

ハタテテハゼちゃんね。ゆりっぺが撮ってくれました。
この子はそこら中にいます。

お次は、アジアコショウダイの幼魚

PHOTO BY ゆりっぺ

海には色彩豊かな魚が溢れかえっている。
外敵から身を守るため、敵に見つかったら枝サンゴの間に隠れる種も少なくない。その一方で自ら目立とうとする魚がこの子なんです。

写真だとわかりづらいけど、敵に見つかった瞬間体をクネクネくねらせ、まるで自分がここにいるんだ!とアピールしているかのような踊りっぷり。

魚の生態は本当に不思議だ。

そんなことを思っていた松尾の横で、ざっくんはなにやらハゼと格闘中!

お、フタイロサンゴハゼですね!
顔に走る複数の青い線が美しくもあり凛々しくもある。

PHOTO BY ゆりっぺ

狭いサンゴの間を逃げ回るが故、そこは暗いのでなかなかコンデジだと撮るのが難しいけど。。。しっかり撮ってくれる今回のゲストは最高のフォトグラファー!

柏島で見れるガンガゼカクレエビはパープル!
容易に見つけることが可能です!!

PHOTO BY ゆりっぺ

にしても、でかいな!!

この子もなかなか見れないです!

PHOTO BY ゆりっぺ
PHOTO BY ざっくん

ハナヒゲウツボちゃん!

水色と黄色が美しいGUカラーです!
性転換する種が多い海の生物。ハナヒゲウツボもその中の一人です。
雄で生まれて、成熟するとメスになり、産卵すると1カ月以内で死んじゃいます。なんとも切ないハナヒゲの一生。

カモフラージュの名人、ボロカサゴさんにも遭遇。

PHOTO BY ゆりっぺ

カサゴの仲間なので背びれに毒あり。
写真ではわかりにくいですが、背びれと胸鰭が非常に大きいのと・・・

大きな口で餌を一飲みにするのが特徴です!

見た目は海藻。事前に知っておかないとわからないやつですね。

このヒトスジギンポは非常に良く撮れてると思います!

PHOTO BY ゆりっぺ

水中写真の基本である下から煽って背景を青にすること。
生物の目にピントを合わせること。なにより背景の浮遊物がボケて粉雪みたいになってるではないか、それにマッチするギンポの表情!
非常に物語性がある1枚ですね。

ネジリンボウです!

PHOTO BY ゆりっぺ

辰ノ口のダテハゼみたいにそこら中にいました。
余裕で一人1個体いけます。しかもダイバーに慣れており、全然逃げん。

こっちはヒレが長いヒレナガネジリンボウ

PHOTO BY ゆりっぺ

カエルアンコウは各種取り揃えております。

PHOTO BY ゆりっぺ

クマドリカエルアンコウにぃ~

通常のイロカエルアンコォォウ(マイケルジャクソン風)
どれも可愛いサイズでめちゃくちゃ癒されました!!

個人的にめっちゃ好きな、シテンヤッコ!
ちょっと横のやつしか撮れてなくて、申し訳ない!
この子、正面顔がいいのよ!

ちょこんと見えてる、目の上の黒い影。
これがね正面から見ると眉毛みたいなんよ。笑

ヤッコ科は高値で売買されるといいますが、このシテンヤッコは3,500円くらいでした。笑

ちなみに先ほど紹介した、激レアなアケボノハゼは4,500円くらい。笑

魚だけじゃない!
屋久島のアイドル(勝手にそう言ってる)キンチャクガニー!

PHOTO BY ゆりっぺ
PHOTO BY ざっくん

両手に持ってるポンポンみたいなのがチアリーダーみたいで可愛い。笑

ジャパニーズピグミーシーホース、通常ジャパピグ!
小さすぎて、顕微鏡モードでもピント会いませんでした。笑

PHOTO BY ゆりっぺ

オオウミウマとフリソデエビちゃんはペアで登場!

PHOTO BY ざっくん

ミナミハコフグはシングルで登場!

PHOTO BY ざっくん

松尾は逆立ちで登場。

すいません、ふざけました。

こんだけマクロワールドだと生物LOVEなゆりっぺの目もそりゃグリングリンになるわな。マスク越しでも伝わるこの目力!彼女のチャームポイントです。

マクロマクロマクロ!って耳にタコできるくらい言われる柏島ですが・・
黒潮と対馬海流が交わるこの海域は通年安定した透視度を維持してます。

サンゴも盛りの盛り盛り。
常にワイコン外してたけど、ここは例外。

ポイントによってはこんな群れも見れるから、マクロで目やられそうになったら、ワイドで目の保養もできます!!

ところどころに落ちてる指示棒。
ダイバー多いから落とし物も多いな~って思ったけど、大間違い!

これ、ガイドが置いてる目印ね!
だからここの近くにレア生物がおるんよ。
勝手に動かさんよーに!

以上、ダイビング終わり。
2日間で合計5ダイブ!1ダイブ基本50分潜らせてくれるから、どのポイントも細部までしっかり堪能できる!いいわ~柏島!

そして、柏島のアフターダイブといえば・・・お決まりの夕日!
松尾にはたまらない時間帯でした!
しかもこの日焼けに焼けまくってたから、めちゃくちゃキレイやった!

しっかり沈んだバージョン!

全部、ノー加工です!

夜はパラディさんの厨房チームが作ってくれた美味しいご飯を堪能!

10分の8魚料理で普段魚食べない松尾は非常にラッキーでした!

夕食後は部屋で各自撮った写真をみんなで見る時間。
これがめちゃ楽しい!!笑

最終日の朝はゆっくり時間あったので、目の前の港にイルカ探しにいきました。

もう数年前から住み着いているんだとか…

ここもまた、朝日が美しい。

港の中にはツノダシやソラスズメダイがたくさん居ました。

なかなか姿を現さないイルカちゃん。

手分けして探そうということで、ざっくんが逆サイドまでいってくれました。

と、その時!目の前で背びれがチラ!!

2頭のイルカです。

写真だと全然伝わらないですが、早朝の静けさ漂う港に響くイルカの呼吸音は至極のリラクゼーションでした。

各々、撮影タイム。

イルカを見て、器材を片して我々は帰ります。時刻はまだ9時。
早いよー道のりは長いですからね。

今回の柏島ダイブ非常に充実したダイブでしたね~
マクロよしワイドよし夕陽よし、そしてイルカよし!

申し分ないポイントです!すげーなこの島は。
もっと近くにあったら頻度高く通うのにな(‘_’)

パラディさん今回もありがとうございましたー!

約3時間かけて【八幡浜港へ】

僕は今まで、八幡浜を(やはたはま)と言っていたが、正しくは(やわたはま)
という事実が港近くの看板で発覚しました。あー恥ずかし。

到着したのは12時過ぎ。
ちょうどランチタイム。近くの道の駅で腹ごしらえです。

名物【鯛の刺身】めちゃくちゃ美味しかったです!!

13時の船に乗って、目指すは別府。
この後、博多までのドライブがあるので松尾はお休みタイムです。

15時半頃別府に着いて、ざっくんと開催してマレアに着いたのは19時でしたー!
はい、ということで・・・

これにて、秋の柏島ツアー閉幕!!

気候ヨシ、水温ヨシ、生物ヨシ!

この時期の柏島いいね~
暑くもなく寒くもなく、非常に過ごしやすい!

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
また行きまっしょう!!

じゃ、まったねぇ~✋